スマホのストレージが不足するとどうなってしまうの?

“スマホには写真や動画、アプリなど様々なデータを保存することができます。しかしストレージがいっぱいになってしまうとデータの保存はできなくなります。ではススマホのストレージ不足で写真などのデータが保存できなくなった場合はどうすればよいのでしょうか?ここではスマホのストレージについてまとめてみましょう。
【スマホのストレージとは?】
ストレージとは内蔵メモリの一部のことで、データを保存する場所・領域です。スマホの端末スペックには「ROM」という記載がありますが、このROMとはストレージのことを指します。この数値が大きければ大きいほどたくさんの写真や動画・アプリなどのデータを保存することができるのです。
動画や画像などを本に置き換えてみると、ストレージは本棚のような役割を果たしています。本棚が大きければ大きいほど、たくさんの本をしまっておけるというわけです。
【ストレージの種類とは?】
ストレージの種類をまとめてみましょう。
<内部ストレージ>
内部ストレージとはスマホ端末内に設けられた記憶領域のこと。一般的にストレージと言えばこの内部ストレージのことを言います。購入時にストレージを確認してみると、少し使われている状態になっています。ストレージが使われているのは内部ストレージにスマホのOSがあらかじめ保存されているからです。ストレージは基本的に後から自分で取り替えることはできません。そのためスマホを購入する際には、自分の使い方に見合った大きさのストレージを備えた機種を選ぶ必要があるでしょう。
<外部ストレージ>
外部ストレージとはスマホに接続して使用する保存領域のこと。microSDカードやUSBメモリなどはこの外部ストレージに該当します。外部ストレージを使用することで、内部ストレージで保存しきれなかったより多くのデータを保存できます。さらにデータの移動やバックアップにも活用できるでしょう。
<オンラインストレージ>
オンラインストレージとはサービスを提供する会社が管理するサーバー上に用意された保存領域のことです。このオンラインストレージではインターネットを介してデータを保存することができます。GoogleドライブやiCloudなどはこのオンラインストレージです。
オンラインストレージはただデータを保存するだけではなく、データの共有にも使用できます。アップロード先のURLを相手に教えるだけなのでとても簡単です。
保存可能な容量には制限があるものの、無料で使用できるサービスも充実しているので気軽に使えるというメリットがあります。その一方でトラブルによってデータが消えてしまったり、サーバーがハッキングされてデータが流出してしまったりする危険性もゼロではないので注意が必要です。
【ストレージとメモリって別?】
ストレージ(ROM)と似ている用語としてメモリ(RAM)があります。ストレージもメモリもどちらもGB(ギガバイト)という単位が使われ、内蔵メモリの一部にあたるため混同する人も多いでしょう。しかし両者は別物です。
ストレージは保存領域であるのに対して、メモリは作業領域のことを指します。アプリをたくさん立ち上げたり、負荷が高いアプリを立ち上げたりしていても、スマホの動作がスムーズかどうかに関係してくるのがメモリです。スマホを選ぶ際には、ストレージとメモリを混同しないように注意しましょう。
【スマホのストレージが足りなくなるとどのようなことが起こる?】
スマホのストレージが足りなくなった際に起こる不具合についてまとめてみましょう。
<データの保存ができなくなる>
ストレージが足りなくなるということは、新しいデータを保存するための空きがなくなる状態です。写真や動画の保存、新しいアプリのダウンロードなどができなくなるでしょう。またアプリによってはプログラムをアップできなくなることもあります。
<動作が遅くなる>
アプリやブラウザは利用時にキャッシュと呼ばれるデータを一時的に保存します。ストレージが不足している状態でキャッシュがどんどん蓄積してしまうと、スマホに負担がかかり、動作が遅くなってしまうことがあるでしょう。また場合によってはフリーズしてしまうこともあります。
<スマホの再起動が起こる>
ストレージが不足しているとキャッシュデータを削除するためにスマホが強制的に再起動するようになります。場合によっては繰り返し再起動が起こるため操作不可能になってしまうでしょう。”

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